MAKER：EAGLE'S RACE（Universal Hobbies）
MODEL No.：EAG-3664
DRIVER：E. TAJIMA、H. MATSUDA

　僕にとって、理想の車と言えば、やはり"ロングノーズ・ショートデッキ"。室内は小さければ小さい程良いし、フロントノーズは長ければ長い程好きです（程度の問題はあるけど）。例えショートノーズ（オーバーハングが短い）の方が回頭性が良いと分かっていても、やっぱりそういう車が好き。で、そういう車の代表格と言えば、ダッヂ・ヴァイパーでしょう。そのグラマラスなボディデザインは、僕の好きな車の内の１つです。
　ダッヂ・ヴァイパーと言えば、ル・マンでは'98年から'00年までGTSカテゴリーで3連覇を達成、'01年はFIA-GT選手権でチャンピオンに輝いている名車ですが、実は日本のGT選手権にも出場しています。左のマシンは、チーム・タイサンがGT500にエントリーしているマシンです。最強プライベーターの異名を取るチーム・タイサンですが、流石にワークス系マシンには歯が立たず、残念ながら芳しい戦績は残すことができませんでした。で、一時はヴァイパーでのエントリーは無くなっていたのですが、やはりこの車を好きなファンは多く、現在ではGT300クラスで出場しています。
　如何にもアメ車的な、V型10気筒OHVの野太く力強いエンジン音と、そのロングノーズから、「直線番長」的な印象を受けますが、実はコーナリングでのバランスが良いマシンだとのこと。結構驚きです。
　左のモデルは、1/18、1/43モデルでユニークな車種を製作しているユニバーサル・ホビーズが、イーグルス・レースというブランド名で出している物ですが、ハッキリ言ってあまり良いものでありません。ま、値段相応（定価2,400円）ってところでしょうか？ロングノーズでグラマラスな筈のヴァイパーが、ただのデブ車になってしまってます（涙）。最近イクソがヴァイパーのル・マン出場車を頻繁にリリースしてますが、あちらの方がデキが良いです。でも、イクソじゃあ、JGTCのマシンは出さないだろうから・・・。まぁ、タイサンのヴァイパーがモデル化されただけでも良しとしましょう。
　実車だって、誉める所と言ったら、頑丈なエンジンと、デザインの秀逸さ位しかない様な気がしますから（爆）。それでも良いのです！ヴァイパー万歳！！