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'99 BP A'PEX KRAFT TURENO #86

MAKER:MINI PROMO
MODEL No.:43002
SIRIAL No.:
DRIVER:M. TANAKA、S. AMEMIYA

 某走り屋系マンガのお陰で、未だになんだかエラくもてはやされているAE86トレノ(レビン)、通称ハチロク。コンパクトなFRである為、ドライビングの入門用としての需要が高い様ですが、'80年代中期の車であるにも関わらず、中古車市場では程度の良い物だと100万の値がつくというとんでもない状態。
 とまぁ、こういうバックグラウンドを繁栄してか否か、'99年にチーム・クラフトが突如としてハチロクでGT選手権に参戦してきました。前年までトヨタのキャバリエで参戦していたんですが、トヨタの車をベースにしたいけどコンパクトなFRが現在の市販車にラインナップされていない為、ハチロクを選択したとの事。既に製造中止されてから20年になりますが、GT選手権は、JAFの登録車両であれば参戦できるというレギュレーションがある為、その点では問題がありませんでした。しかし、ロールケージをモノコックに溶接するにあたり、ロールケージのFIA公認が切れている事が判明。トヨタがかなりがんばったという話です(笑)。 
 さて、ハチロクといえば4AGエンジンが有名ですが、このマシンではスープラGTMR2と同様の3S-Gターボエンジンを使用しており、足周りはノーマルのリジット(リア)を改造し、限り無くダブルウィッシュボーンに近い形状となっており、ハッチバックの下にはプッシュロッド式となったダンパーが鎮座しています。
 MYZが設計・製作したボディに、TRDチューンのエンジン、足周りはクラフト+MYZというこのハチロク、ハッキリ言ってノーマルとは全くの別物です。
 左のモデルはミニプロモから発売されているコールドキャスト製で'99年モデルのマシンです。翌年の'00からはカラーリングが一新され、黄+黒のマシンになりました。

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